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家出人で最も捜索困難なのは子供
今日の子供たち、特に中・高生について考える時、家出人捜索の事例は示唆的だ。どういうことか。これは極めて探偵的な見方だが、探偵が行う家出人捜索において、最も発見困難な対象が実は子供だ。相手が大人ならその行動はだいたい見当がつくが子供の行動は読みづらい。
私立探偵の調査メニューに家出人操作がある。親族の誰かが行方不明になり、警察に家出人として届け出ても手がかりがつかめない。こういう時、探偵事務所に家出人の捜索を依頼してくる人がいる。
私立探偵は、家出人捜索を行う独自のノウハウを持っている。だから、この仕事は本来であればそれほど骨の折れるものではない。しかし、家出人が子供、特に中・高生の女子の場合、発見は大人の家出人よりもはるかに困難になる。それはなぜなのか。
まず子供は社会との関係が希薄だ。大人であれば生活に必要なお金がなくなればクレジットカードを使用する、銀行からお金を引き出す。行方不明者の親族が依頼者の場合、その履歴をたどり家出人に接近できる。大人であれば、当然生活のために働く必要があるため、新しい仕事を探そうとする。その段階で本人を捕捉するのも比較的たやすい。
ところが子供はクレジットカードを使わない、預金も下ろさない。「社会との関係が希薄」
という言葉にはいろいろな意味がある。子供の場合、友人関係も希薄だ。
子供の家出人調査の場合、まず依頼者である親御さんに「お子さんの友だちリストを出してください」とお願いする。もちろん親御さんは進んで教えてくれる。子供の社会は基本的に学校や塾の友人関係で構成されている。それくらいしか思いつかない。こちらとしてはその繋がりを頼りに調査を行うしかない。
ところが、親御さんが自分の子供と一番仲が良い子と言って連絡先を教えてくれた、その子の家に行って、「○○ちゃんと仲が良いんだよね」と聞くと「えっ、会えば挨拶くらいするけど、それほどでもないよ」との答えが返ってくる確率が非常に高い。「そういえば最近、学校に来ないな!」
親御さんが娘の親友だと思っている子が、そんな調子だ。仲がよいどころかふだんは気にもとめていない。同じ学校の生徒でしかない。
だが、親御さんが子供の友だちリストを出せるのはまだましなほうで、子供の友だちを1人も知らない親御さんのほうが多い。子供の場合、友だち同士の人間関係も希薄なら家族との人間関係も希薄だ。その結果、子供の家出人捜索は困難になる。
友だちが頼りにならなければ、家出人本人のケータイの足跡など子供が使う通信機を手がかりに探す。探偵には他人の通信機を勝手に調べる権利はない。しかし親御さんが契約者の場合は。キャリアの協力を得て、親御さんの権限で履歴を閲覧できる場合がある。現在では様々なケータイ端末があるが、GPS機能付きなら、その端末の位置から本人の所在地を割り出せる。またキャリアとの契約者が親御さんで端末がIPHONEならIDやパスワードがあれば、その端末の場所を特定する機能が利用で切る。この場合はいちいちキャリアに情報提供を求める必要はない。
この方法でも見つからないとかなり厄介だ。
18歳未満の家出人捜索の場合、家出人の男女比は男子2女子8だ。男子の場合は、昼間学校にも行かずぶらぶらしていて補導されるケースが多く、家出から一定の時間が経過すれば家出人のほとんどが発見される。だが18歳未満の女の子の場合その可能性は低い。
男の子はお金がなくなると、ぶらぶらする以外にすることがなくなるので、補導された利する。だが女の子にはお金を稼ぐ方法がいくらでもあるし、家出人の女の子を利用している大人も大勢いる。そういう網の目の中に入り込んでしまった女の子を探し出すのはかなり困難だ。
例えば、神待ちサイトというものがある。これはインターネットの掲示板で、一人暮らしの男が「家出人の女の子を泊めてあげる」と告知を出すサイトだ。この神待ちサイトの投稿者の自宅で家出人が発見されるケースも多い。ちなみに、神待ちサイトには男子向けもあり男子もこのサイトを利用し出すと女子同様に発見が難しくなる。
神待ちサイトを利用して宿泊場所を確保する家出人を捜す時には、複数の探偵が手分けして、神待ちサイト系の掲示板の情報をチェックする。本人がいなくなった日時、本人の特徴と合致する情報を発見した場合は、その情報源に直接、接触する。
探偵が神待ちサイトに投稿してきた女子生徒に成りすまし、宿泊場所を提供する男を呼び出す。投稿はおとりだから当然女の子は現れない。しかし宿泊場所を提供する側の男は待ち合わせ場所に現れる。男は一定時間待ち合わせ場所で待ち続け、相手が来ないと判断すると仕方なく帰宅する。この時探偵が尾行する。
男の自宅に行ってみると案の定、捜索依頼対象の家出人に出くわす。この場合、探偵は自室に家出人を泊めている男に「この子は18歳未満で、捜索願が出ている」と告げ、家出人の身柄を確保し親御さんのもとに届ける。
相手が18歳未満と知りながら女の子を泊めた男の扱いに関しては、もし性交渉などがなければ特に問題としない。だが、性交渉があれば犯罪なので、親御さんにその旨を伝え訴追するか判断してもらう。
神待ちサイトの男が家出人に対し、あまりにもひどい虐待を行っていれば警察に突き出すが、そうでなければ探偵は彼らの処遇を決めない。探偵の仕事はあくまでも依頼者のための家出人捜索だ。
今、探偵の事務所では神待ちサイトに投稿し女子を泊めた前歴がある人物100名以上をリストアップしている。この仕事を続けているうちにこういうリストができてしまった。今では、神待ちサイトに逃げ込んだ可能性が高い家出人捜索では、その居場所を特定するためにこのリストを活用している。
家出人女子の生活を支えているのは神待ちサイトだけではない。女の子の場合、お金を稼ぐ、食い扶持を確保する方法は他にもある。アダルトショップにパンツを売るなんて言うのはずいぶん昔の話であって、今は繁華街に必ずと言っていいほど出会いカフェ、出会い喫茶なるものがある。こういうカフェに行くと女の子はタダで飲み食いができる。漫画も読めるしケータイの充電もできる。
出会いカフェも店舗によってシステムが異なるが、女の子は、ここで知らない男と出会ってご飯をごちそうしてもらったりお金をもらうことができる。男と出会ってその男の家に泊めてもらうこともできる。家出人がこういう場所に出入りするようになると捜索は長期化する。
こうなると探偵が、出会いカフェや漫画喫茶、クラブなどを捜しまわるしかない。そこにいる人や従業員に家出人本人の写真を見せて、片っ端から尋ね歩く。出会いカフェ、漫画喫茶、クラブで発見される家出人は多い。
女の子の場合、家出人をネタに大人が儲けるビジネスがすでにでき上がっている。しかも、女の子の側がそうしたシステムにしっかり対応してしまっている。そもそも子供は大人にとって見えにくい存在だが、その見えにくい子供を利用する人々の存在がさらに見えにくくしている。
以前、デリヘル嬢の控え室になっているマンションの一室で、17歳の家出人の身柄を確保した。この女の子の場合、家出する時に自分のケータイは持っていたがふだん使っていたタブレット端末は家に置きっぱなしだった。そのタブレット端末に残されていたメールのやりとりからデリヘル働いていると判明した。
捜索を始めた段階では、デリヘルの控え室の所在地は不明だったが客との待ち合わせ場所はメールの履歴から特定できた。その待ち合わせ場所に探偵を配置して張り込みを行った、そして、その場所で彼女を発見し尾行によりデリヘルの控え室をも特定した。家出人だけでなく、客や、他のデリヘル嬢なども尾行してデリヘルの控え室内部の様子も把握した。その段階で、探偵たちはそのマンションの一室を訪ね、「ここで家出人の捜索依頼が出ている未成年が働いている」と告げた。結果的に家出人を親元に連れ戻したが、このケースの場合どんな連中が後ろに控えているか見当もつかなかったので、細心の準備をしてそのマンションの一室に踏み込んだ。
その子は家出前からデリヘルで働いていたが、そのことに親御さんはまったく気づいていなかった。それぐらい親子関係が希薄だった。
子供にとって探偵は異質な大人
いじめ調査の話題になると、しばしば他人からこういう質問を受ける。「なぜ、子供たちは、親にも先生にも言わない隠し事を、探偵さんには話すんでしょう。なぜ探偵さんのことを信頼するんでしょう」
この質問について、この場で自分なりの回答してみたい。正直言って、自分でも本当のところの理由はわからない。探偵は子供たち自身ではないから仕方がない。だから想像で答えるしかない。
一つには、やはり、自分は普通の大人に比べればちょっと怖いのかもしれない、と思う。先生や親の言うことが決まっている。しかし、探偵は何をやらかすかわからない。子供たちから見れば、この人は判断がつかないという恐怖感があるのではないか。子供たちに本当のことを言わせる時には、容赦はしない。これは何も。脅かすということではなく、子供たちとの話し合いの中で押しもするし引きもする。相手を子供扱いせず、ちゃんとした駆け引きをする。
状況から何が起こっているかある程度わかっている時には、相手を駆け引きで追い詰めていく。
ある時は、援交を行っている生徒に対し「今、やめないと一生やめられないよ」と語りかけることもあるし、同じ生徒に「お前が、性病になろうが、死のうが、おれは何の被害も受けない、お前の人生は、お前の人生だからな」と突きはなすこともある。こういう駆け引きでは相手が子供か大人かは関係ない。探偵は決して気を緩めることなく、真剣に駆け引きを行う。
私立探偵は一定の危険を伴う職業だ。依頼者のために調査をする、ただそれだけのことでも誰かに逆恨みされ、刺されるかもしれない。その可能性はあると思う。そうなったらそうなったでしょうがない。そう言う危ない職業に就いているという覚悟がある。
子供たちは、そういう覚悟を持っている大人と話したことがないのではないか。探偵は、子供と接する時であっても、ある種の覚悟を持って接している。相手に思いっきりぶつかるし、相手の言うことには真剣に耳を傾ける。煎じ詰めれば、この覚悟くらいしか、探偵と他の大人との違いはないだろう。
親や先生は、一定の枠組みの中で行動し、発言する。子供たちにとっては、最初から、こういう時にはこう言うだろうなという反応が予想できる大人だ。親御さんや先生だけではない。今の子供たちは、大人とはだいたいこういうものだろうという前提のもと、大人と接している。
だが、探偵の場合、彼らには反応が予想できない、異質な大人に映るのだろう。だから、初めて探偵と対面した子供たちは、「なんだ、こいつ」みたいな表情になる。そして話しているうちに、子供たちの側が、「こいつは騙せない」と感じるのかもしれない。
こんなことを言うからといって勘違いしないで欲しいが、探偵は子供たちと相対する時決して上から目線では話さない。いつも心がけているのは子供の目線で話すこと、そして自分も相手に対して正直であること。
例えば、すごく忙しい時に子供から電話がかかってくると、探偵は「今、超忙しいんだけど、緊急?」と答える。
相手が「いや大丈夫」と言うと「じゃあ、10分後に電話するから必ず出ろよ」と言って電話を切る。そして、約束通り電話する。あるいは「ヤバいよ、予定詰まっていて、今日は朝から○○の会議があるから、夜になっちゃうけどいい?」と本当のことを言う。面倒くさいからといってウソの理由を付けて、相手をあしらったりしない。もしそうすれば、そのことは相手にも伝わるはずだ。
また、相手が子供でも自分の感情は押し隠さない。自分の感情にまかせて、子供のメールに対して「もう面倒くせーから、返信しねーぞ」と返信する。それでも、相手は伝えたいことがあればメールしてくる。
よく誤解されるのだが、探偵は子供のカウンセラーになっているつもりはない。当たり前の感情を露輪にして、人間と人間のつきあいをしている。だから、知らないことは普通に子供に尋ねる。最近、子供の間でどんなことが行われているのか、はっきり言ってわからない。だから、どんなことが流行っているの?と聞く。神待ちサイトの存在も、子供たちから教わった。
それから探偵は、子供たちの価値観を尊重する。子供と大人の価値観の間には大きい隔たりがある。それは仕方がない。でも子供時代には、その人物にとって、子供の価値観が絶対的だ。大人なら大した問題でなくても、当人にとっては生き死に関わる重大事に思えることもある。「学校ではうんこできない」ということが、小学生の時期には重要な価値観になることもあるが、探偵は、そういう価値観であっても決して軽視しない。
例えば「あの友だちと話せなくなっちゃたら死んじゃう」と言う女の子がいたとする。そういう子には「じゃあ、どうやったら友だちと話ができるかな」と、同じ土俵で話すようにしている。「友だちと話せなくても大丈夫だよ。自分らしく堂々としていればいい」と言うのは大人の価値観では正しくても、それを言うと、はなっから相手の価値観を認めていないことになる。
その子のクラスでは、友だちに無視される対象が持ち回りで巡ってくる。その子は、そういう世界に生きている。だから「自分の番が回ってきたら本当に死にたくなっちゃう」わけだ。
Love&Free探偵事務所では、学校でのいじめ調査に適した最新機器の貸し出しも行い、証拠確保をお手伝いしています。
浮気調査等で得たノウハウを活かして、大切なお子様の命を守るお手伝いをしていきます。我が子のかけがえのなさは理解しているつもりです。
探偵の調査がお子様の現状を助ける第一歩になることを、これからも目指していこうと心に誓います。
Love&Free探偵事務所の相談員は勇気を出して一歩踏み出そうとしている依頼者様の心に寄り添い、最善の対策をご一緒に考えさせていただき、調査後も相談に乗っています。大切なご家族が人生の岐路に立っているかもしれない大切な時期にお仕事をさせていただくことで、深い絆のようなものが生まれることも多々あります。依頼者様のご家族が弊社の調査結果により、新しい人生に明るい希望を持った気持ちで巣立っていかれることが最高のやりがいです。
Love&Free探偵事務所の探偵調査員は百戦錬磨の経験とスキルを持って依頼者様のために動いています。
Love&Free探偵事務所は常に依頼者様ファーストを心がけています。
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(「いじめと探偵」 幻冬舎新書・阿部泰尚著 から一部引用させていただいています)
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