即日対応で親御様、お子様の気持ちに寄り添い、対象者の全行動を記録。(調査報告書・写真・動画・音声ほか)
学校では動いてくれない証拠を押さえます!!
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カツアゲの証拠を集める
最初の1人(加害生徒)とはゲーセンで会った。実は、この第1発目の当事者録音で少しヒヤッとすることが起こった。その時の、彼と加害生徒の会話を再現する。
被害生徒「あの〇〇万円、いつ返してくれるの?」
加害生徒「はいはい」
被害生徒「何月何日に返してくれるの」
加害生徒「・・・」
被害生徒「返す気ないの?」
加害生徒「友だちだろ」
少し離れた場所で会話をモニターしていた探偵は一瞬、凍った。予行演習では、ここで相手が「お前、そんなこと言える立場かよ」と凄んでくると予想していた。そうなれば立派な脅迫だが「友だちだろ」の返事は想定外だ。
どうなるか固唾を呑んで様子を見守っていると、被害生徒は予行演習では使わなかった台詞を相手に向かって吐いた。
「ボクを騙したの?」
これで相手もブチキレた。被害生徒の襟首をつかみ「うるせーな―」と凄む。明らかな脅しの証拠が取れた。会話の中で加害生徒が否定しなかった金額も、彼の手帳の記録と一致した。
この調子で1人ずつ当事者録音を続け、加害生徒7人中5人までは順調に事が運ぶ。途中で、被害生徒は何度か加害生徒たちに殴られたが、それにも耐えた。しかし、残り2人のところで事件が起きた。
彼は、繁華街で残り2人の加害生徒と待ち合わせた。その加害生徒2人は彼が現れるやいなや、彼を無理やりビルの裏側に引きずっていった。探偵たちが慌てて現場に急行すると、ビルの陰の、表通りから死角になる空き地で、加害生徒2人の彼に対する殴る蹴るの暴行が始まっていた。おそらく、他の仲間から事前に彼の行動が知らされていたのだろう。こうなると緊急事態だ。
探偵は、2人の加害生徒と彼の間に割って入り「きみたちのやっていることは傷害罪だぞ!」と怒鳴った。
突然現れた知らない大人に加害生徒2人はビビッていた。普段、探偵はジャケットにノーネクタイの格好で調査を行う。この時もそうだった。探偵は加害生徒たちに自分の身分は明かさなかったが、彼らは勝手に警察だと勘違いしたようだ。
加害生徒たちはパニック状態だ。探偵は、ここで一気にカツアゲの事実を認めさせようとした。「お前はいくら取った」「金は何に使ったんだ」と怒鳴りつけると、彼らはすんなりと事実を認めた。
探偵はここでさらにたたみかけた。
「きみたちのやっていることは犯罪だから、この場で親に電話しなさい」
すると1人の加害生徒が「ごめんなさい。騙してすいませんでした。でも、親にだけは言わないでください」と懇願し始めた。
だが、結局この場で彼らはすべてを白状し、その様子の一部始終を探偵に同行したもう1人の調査員が録画した。
「お金を持っているのになぜ人にたかるんだ。財布を見せてみなさい」加害生徒たちにこう言ったら、彼らは素直に財布の中身を見せた。その財布の中には、なんとキャバクラのカードが入っている。
高校生が友だちからカツアゲした金でキャバクラか…呆れるばかりだ、調査終了時、カツアゲされたと証明できる被害額は1000万円に上ることが確定した。
ちなみに、この金額にはファストフード店での食事代は含まれない。記録がないからだ。単純に貸した名目で騙し取られた金額だけで1000万円に上った。加害生徒はおのおの100万円以上、被害生徒にたかっていたが、1人だけ500万円も取っていた生徒がいる。
数日後、膨大な量の調査資料を依頼者である被害生徒のお父さんに届けた。これで探偵の役目は終わりだ。しかし、なぜ1000万円取られるまで気づかないのか。資料を渡す時「呆れましたよ」と告げると、依頼者も「自分でも呆れる」と言った。
証拠をそろえて、学校、警察を巻き込む
このケースでも資料を提出した時点で探偵の仕事は終了する。
あとは依頼者である親御さんが、その資料を学校に持参して対応を求める。依頼者から、どうしても学校に同行して欲しい、資料の説明をして欲しいと言われれば、付き添う。が、今回の依頼者、被害生徒のお父さんは1人で学校側と交渉した。ただ、その後も緊密に連絡は取り続けた。
このお父さんの話によると、彼が学校に出向いて事情を説明すると、担任は「事情はわかりました。ちょっと待ってください」と言った。
しかし3週間が経過しても、学校側から連絡はない。この間、お父さんがたびたび「学校はどうするつもりなんだ」と電話で問い合わせたが「待ってください」の一点張りだ。こういう時学校では何が起きているのか。これまでの経験から事情は想像できる。
学校側の最初の対応窓口は担任では処理できないので担任は教務主任に相談する。教務主任もどうしてよいかわからず教頭先生に相談する。教頭先生は校長先生に相談する。結局、学校全体を巻き込んだ事案になる。
学校としては事実を認知してしまったら何かしなきゃいけない。でも、表沙汰にしたくない。個々の先生は自分の立場がまずくなる事態だけは回避したい。いろいろな思惑が駆けめぐった挙げ句、事態の深刻さを前に学校は完全に思考停止に陥る。
結局このケースでは、しびれを切らしたお父さんが警察に相談した、相談を受けた地元の警察は「驚愕の事実だ」と言った。額が額、詐欺なり恐喝なり何らかには当たると判断したようだ。
だが同時に、警察サイドは「これは生徒間の問題でもあるし、まずは学校で適切な処分を考えてもらわないと」とも言った。今度はお父さんからではなく、警察から学校に「事実を把握していますよ」との連絡が入った。
そこで初めて学校が動き出した。正確には学校が主体的に何かを判断し行動したのではなく、警察と相談して加害生徒の処分を決めたようだ。カツアゲした生徒は全員が一旦補導された。が、すぐに全員釈放され、リーダー格の1人が保護観察処分になった。退学者はゼロ。新聞沙汰にもならなかった。
学校による、いじめ集団と被害生徒の隔離も行われた。加害生徒たちは教室から自習室へ移動し、被害生徒には一定期間ボデイガード役の先生がついた。しかし、ほどなくボデイガードも必要なくなり被害生徒は普通の学校生活に復帰した。
加害生徒の親たちも、すべての事実を認め損害額を全額弁償する運びになった。いじめの損害賠償でゴネる親もいるが、このケースに関してはそれはなかった。額が大きいという理由もあるが、加害生徒の保護者にしてみれば、すでに警察が入っている事案でゴネれば、自分の子供の人生が無茶苦茶になるかもしれない、という恐怖もあったのだろう。
ただ、1000万円のうち、1人で500万円カツアゲした生徒に関しては、その子の親御さんから「返済は分割でお願いできないか」との要請があった。被害生徒の親御さんはそれを了承し,一件落着となった。
中には非を認めない加害生徒の親も
悪質なカツアゲ事例は日常茶飯事だ。被害額1000万円は突出したケースだが、100万円程度のカツアゲは頻発している。
気の弱い生徒を脅し、時には殴る蹴るの暴行を加え金を巻き上げる。そんなことが、今この瞬間にも起きている。本書では、いじめという文脈で事例を紹介しているのでカツアゲという言葉を使用するが、実際にはこれは立派な恐喝だ。
しかし世の中は広い。不思議な人たちがいる。すべての事実をつきつけられても、自分の子供が奪い取った金を返済しようとしない加害生徒の親が存在する。特に、まだ警察沙汰になっていない、学校は表沙汰にしたくないというケースでは、賠償金を踏み倒そうとする親は珍しくない。
典型的なクレーマー・タイプのお母さん、事情もわからず興奮しやすいお父さん。踏み倒そうとする親には、そんなタイプの人が多い。加害生徒の親が返済しないと言い出したら、被害生徒の親御さんに、警察に被害届を出すように勧める。筋の通らないことを言う相手は法的手段に訴えるしかない。
だが、警察に被害届を出しても警察が動いてくれるとは限らない。いや、まず動いてくれない。学校内のことは学校内で対処すべきとの意識が強いのだ。
そうなると、探偵の扱う案件では、依頼者の意思にもよるが、弁護士を立てて損害賠償請求訴訟を起こすことが多い。親御さんから相談を受ければ、弁護士を紹介する。都内であれば知り合いの弁護士を紹介するし、地方であればその地域の弁護士会に出向き弁護士を探して紹介する。
ちなみに、この行為はボランティアのようなもので対価は発生しない。現在の法律では、弁護士を紹介してお金を取ってはいけない。
恐喝なり詐欺の証拠はそろっているのだから、民事訴訟を起こせば、当然、被害者側は勝訴する。が、しかし、呆れたことに、ここまできても踏み倒そうとする親がいる。それも少なからずいる。
こういう時、探偵は、依頼者=被害生徒の親御さんと相談の上、加害生徒の親が勤めている会社を突き止めるなど、加害生徒家庭の身辺調査を行う。相手の資産を調査し、差し押さえ可能な資産の情報を依頼者に伝える。
そうすれば、被害生徒の親御さんは、賠償金を踏み倒そうとする加害生徒の親権者の資産を差し押さえることができる。
このように被害者が泣き寝入りしそうなケースでは、探偵は、本来探偵の仕事ではないと思えるところまで、徹底的にやる。しばしば他人から、探偵がそこまでやる必要があるのかと聞かれる。自分でも、なぜそこまでやるのかと思う。
しかし、子供を恐怖に陥れ奪い取ったその金を踏み倒す行為は許せない。
そういうことを平気でやる人間は、それまで、その地域社会において、それがまかり通ってきた経験があるから、同じことを繰り返すのだろう。
ゴネればなんでも通ると思っている。そういうヤツには「世の中、そんなに甘くないぞ」と教えてやりたい。
なぜ探偵がそこまでやるのか?単純に。探偵がそういうヤツを見ると頭にくるから、やってしまうのだろう。
Love&Free探偵事務所では、学校でのいじめ調査に適した最新機器の貸し出しも行い、証拠確保をお手伝いしています。
浮気調査等で得たノウハウを活かして、大切なお子様の命を守るお手伝いをしていきます。我が子のかけがえのなさは理解しているつもりです。
探偵の調査がお子様の現状を助ける第一歩になることを、これからも目指していこうと心に誓います。
Love&Free探偵事務所の相談員は勇気を出して一歩踏み出そうとしている依頼者様の心に寄り添い、最善の対策をご一緒に考えさせていただき、調査後も相談に乗っています。大切なご家族が人生の岐路に立っているかもしれない大切な時期にお仕事をさせていただくことで、深い絆のようなものが生まれることも多々あります。依頼者様のご家族が弊社の調査結果により、新しい人生に明るい希望を持った気持ちで巣立っていかれることが最高のやりがいです。
Love&Free探偵事務所の探偵調査員は百戦錬磨の経験とスキルを持って依頼者様のために動いています。
Love&Free探偵事務所は常に依頼者様ファーストを心がけています。
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(「いじめと探偵」 幻冬舎新書・阿部泰尚著 から一部引用させていただいています)
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